大阪府茨木市では、医療用ウィッグの購入費用の一部を助成する「がん患者アピアランスケア助成制度」を、令和6年10月1日から開始する予定です。
令和6年4月1日以降に購入された「医療用ウィッグ等」や「乳房補整具」を対象とする予定されています。
完全予約制の隠れ家的個室サロンです。
他の方の目を気にすることなくゆっくりとカウンセリングやウィッグ選び、スタイリングの時間を過ごして頂くことができます。
ご家族様、ご友人の方もご来店ください。
抗がん剤治療、円形脱毛症、薄毛など 髪の悩みを解消
ただ”隠す”だけでなく、不安を取り除くJR茨木駅前サロンの医療用ウィッグ
治療中のお悩みやウイッグ卒業に向けて、脱毛から発毛環境をととのえる頭皮ケアや髪以外に副作用での変化等 爪・肌・まゆ毛・お身体などのケアやアドバイスなど、外見のケア(アピアランスケア)が受けられます
「これから髪の毛はどうなるの?」
「何を準備すればいいの?」
「ウィッグってどうすればいいですか?」
「他にも聞きたいとき、誰に話せばいい?」
といったご質問に、今できる最大限のサポートや情報を提供。
大学病院の美容室を中心に10年間、1万名の実績をもつ医療用ウィッグのedu style 提携 【茨木店】医療ウィッグアドバイザーとなりました。
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「edu style」の提携店第一店舗目として、お客様に寄り添い、髪と心をキレイに整えるお手伝いをされている井村さんにインタビューさせていただきました。
医療ウィッグの提携店茨木店インタビューブログから転記
井村千穂さん
JR茨木駅前にある完全予約制の個室サロン「Dea Tiara」のオーナー。
15歳から美容師を始め、35年以上に渡って女性の美に向き合ってきた井村さんは、2018年に卵巣がんと診断され、2022年には再発と、二度の治療に伴う脱毛を経験されました。
その経験を活かし、現役の美容師の立場からがんや脱毛に悩むお客様に寄り添いたいという思いから、2023年7月より「edu style」の提携店第1号になりました。
現在はウィッグ選びや頭皮ケアのアドバイスなどでお客様をサポートしています。
――長年美容師としてご活躍されてきたこともあり、髪へのこだわりが人一倍ある中、がんの発症を告げられた際はどんなお気持ちでしたか?
5歳の時に美容師に憧れ、夢を叶えたのが15歳の時。
その時から「お客様の中にある美しさを引き出し、形にしていくお手伝いをさせていただきたい」という思いで、この仕事に誠心誠意打ち込んできました。
2010年には念願だった自分のお店をオープンし、そこを拠点に、神戸や表参道のサロンと提携して、美髪活動も行うなど順風満帆だった矢先、2018年に卵巣がんが見つかったんです。
「まさか私が…」と、言葉にならないほどショックでした。
さらに担当医からは、抗がん剤治療をしなければ5年以内の命とまで言われていました。
――抗がん剤治療による脱毛をどう受け止められたのでしょうか?
実は、当初は「手術はしても抗がん剤治療はしません」と宣言していたんです。
なぜなら、治療を受ければ脱毛するから。美髪活動に情熱を捧げ、長年髪や頭皮のケアは何より気を使ってきたので、大袈裟ではなく、髪が抜けることが耐えられなかったんです。
「髪が抜けた姿は私じゃない」「髪がないなんてありえない」って…。でも、主人から「一緒に未来を迎えたい」と説得され、治療を決心しました。脱毛を乗り越えた先に、それを経験した私だからこそできる何かがあるのかもしれないとも思えたので。
――治療中や治療後はどのように過ごされていたのですか? やはりウィッグ生活になられたのでしょうか?
抗がん剤治療を始めるとすぐ脱毛すると聞いていたので、ネットで検索してウィッグを探しました。
これまで店では医療用ウィッグを扱うことがなく、メーカーなどにも疎かったので、医療用ウィッグを扱うところを4軒ほど回って気に入ったものを選んだつもりだったんですが、ほとんど使わなかったですね。
結構お高かったんですが(笑)。
――使わなかった理由は?
人毛100%なら自分でもカットしやすく、扱いやすいだろうと思って購入したんですが、とにかく重い!
横を向くのも億劫になるほどでした。
しかも、かぶると自分の頭の形やサイズと髪の量が合っていないから「髪がすごく増えたように見えるな…」と違和感もあって。
どうしてもかぶらないといけない時は帽子でごまかしていました。
もし、その時に「edu style」さんと出会っていたら、そんな苦労もしなくてよかったんでしょうね。
―井村さんは2023年に「edu style」の提携店になられたそうですが、どんなきっかけがあったのですか?
今ではこんなに元気なんですが、闘病時は終活の準備もするほど身体的にも精神的にも辛い時間を過ごしていました。
それもあり、主人は「一緒に過ごす人生の時間を無駄にはできない」と会社を辞めてまで、私が治療に専念する環境をつくってくれたんです。
治療期間はとても大変でしたが、ある意味、幸せな闘病期間だったと思います。
また、夫婦2人で闘病経験と頭皮ケアのお話をするために、大阪国際がんセンターに通っていました。
そこで同センター内にある、がん患者支援団体「特定非営利活動法人つながりひろば」の方々とも知り合うことができたんです。
主人はそのご縁から今はそこで働かせていただいていて、ある時「『edu style』という素晴らしい会社があるんだよ」と教えてくれたことが提携店になったきっかけです。
――ご主人はがん患者様の支援活動を通して医療用ウィッグを扱う「edu style」と知り合われたのですね!でも、その一言がどのように提携店へと結びついたのですか?
私自身も治療が一段落し、自分の経験を活かして何かできないかと考えていた頃に、「edu style」さんが「出来るだけ低いハードルで多くの方と提携したい」という思いを掲げて、提携店を募集されていると聞いたんです。
そこで、創業者の山縣 喜代子さんのお話を聞かせていただきました。
一番に共感したのは、「edu style」さんの考え方です。
お客様の悩みに真摯に向き合い、ウィッグを通して女性としての輝きを取り戻すお手伝いをしたいという思いに、きちんと心があって、信念を持ってやってらっしゃるんだと感じたんです。
私もこの仕事を通じて、「女性を美しくすることで世界を明るくする」がテーマだったので、その理念が一緒だ!と思ったんですよ。
しかも、美容室からスタートした点も信頼できると感じました。
それとともに、私自身ががんを経験し、脱毛に悩んだからこそ、美容師としてできるアドバイスや接客があるのではと思ったことも大きいですね。
そのことから、「これは私がやるべき仕事だ。提携店第1号になりたい!」と手を挙げたんですよ。
――がん・脱毛経験者の美容師である井村さんだからこそ、お客様にはどんなアドバイスや接客を心がけていらっしゃいますか?
お店は完全予約制の個室サロンなので、他のお客様の目を気にすることもなく、安心してお過ごしいただけます。
その上で、がん・脱毛経験者でないとわからないことや辛い思いが必ずあるので、本音で話ができる場所になればと思っています。
もちろん実体験に基づいた具体的なアドバイスもどんどんしていますよ!
最初にお伝えするのは、「とにかく軽いウィッグが1番!」だということ。ウィッグが重いと頭を動かすのも制限され、つまりは自分の表現も制限されるということになりますから。
その点、「edu style」さんのウィッグは人毛ミックスで軽く、フィット感も抜群なので、自信を持っておすすめできています。
――つながりひろばでも活動をされているそうですが、どんなことをされているんですか?
つながりひろばは、がん治療が終わった方も現在治療中の方も、当事者はもちろん、そのご家族など、がんと向き合う人たちが抱える思いや病気のことを何でも話せる空間です。
そこで、自分の経験をお話させていただいたり、主人と一緒に開発した全身シャンプーをご提案させていただいたり、外見と気持ちの両面で患者様をサポートする活動をしています。
ここでの活動はもちろん、「edu style」さんの提携店として、髪にお困りの女性に安心と希望を届けていきたいです。
――経験者からお話が直接聞けることは、お客様にとっても心強いですね。
暗く沈んだお顔でお店に入ってこられるお客様がいれば、「辛かったら辛いって言っていいんですよ。
そんなに頑張らなくても大丈夫」と、お声をかけさせていただくことも。そうすると、普段は見せない部分もオープンにできるからか、帰る時は笑顔になられる方も多いんです。
外見だけでなく、心の内面もここで整えることで、髪も心もキレイに元気になってもらえたなら最高にうれしいですね。
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